職場のリーダーに求められる統率力の向上(7)

「職場リーダーに求められる統率力の向上」の7回目です。今回は、相互協力において、「相手を理解してから理解される」の第5の習慣について述べます。この考え方は、リーダーは通常自分の考え方を部下に理解して欲しいと思いますが、その前に部下の考え方を理解しておく事が重要であることを述べています。
部下の抱える問題に対して、リーダーはすぐに答えを与えようとする場合がありますが、それでは、部下は育ちません。最初に相手のいうことをしっかりと聞くことができるようになることが、大変大切です。その聞く姿勢は、下のイラストのように5段階ありますから、「共感による傾聴」を目指して聞くと良いでしょう。
聞く姿勢ができたら、部下のニーズや関心事を理解して要望を満たして、問題を解決するお手伝いをします。そのようなリーダーの態度が、部下がリーダーを理解してくれる一番大きな武器となり、職場全体の問題がどんどん解決されていきます。
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